天職と適職

何年も前に読んだ奥田瑛二さんのインタビュー記事。
映画の事はあまりくわしくないけど、モントリオール世界映画祭グランプリ受賞監督とあったので、大変栄誉な事だと思う。
その中で印象的だった話。
「映画監督は生涯をかける価値のある仕事で天職。俳優の仕事は適職。監督なら一生のたうち回っていけると思った。」

思わずハッとしたんよね。
『天職』とは、ワクワク感を伴う、その人が満足できる仕事。
『適職』とは、気持ちに関係無く、その人の能力を生かせる仕事。
占いを依頼される内容で、恋愛の問題以外では職探しが多いのね。
その頃は無意識に、相談者の潜在能力や凶星の消化などから『適職』ばかり見てきた。
相談者がしたい仕事という観点では、あまり見てなかったんよね。
『天職=適職』になる人は、本当に恵まれている人だと思い込んでいたから。

心の充足には天職に就くのがいいけど、収入がなければ生きていくのは困難。
収入の為に適職に就いても、遣り甲斐を感じられへんかったら苦痛を伴うかもしれない。
天職に就いて自分の能力を上げるか。
適職に就いて遣り甲斐を見出すか。
最初にどちらを選択するのか。
鑑定者が決める事ではないなぁ、と。

天職にめぐり逢うには、自分と向き合う事って大事やと思う。
何を選ぶか。
どの様に進むか。
無限の可能性をどうするのか。どうしたいのか。
占いは可能を開くお手伝いをするもの。

これに気付いてからは、相談者のほんまにしたい事を探す様に占ってます。



ひきだし亭 山紫









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山紫sanshi