損切りのタイミング

人間関係の損切りを躊躇していると、双方が不幸になりやすい。

 

こんな言い方だと、非情だと思うかもしれんけど。

 

損切りって金融関係の用語では、損が出るのを承知で見切り売りをすることをいうけど、人間関係においては相手にも自分にもいい結果にはならない関係を終わらせる事やと思う。

 

例えば。

愚痴を言う相手に合わせている自分がいたとする。

双方の時間は無意味に流れる、相手に対する不満が積もる、相手からは分かってもらえない苛立ちが起こるなど、およそいい発展は望めない。

 

でも相手には私が必要なのかもしれないしと、モヤモヤを抱えたまま合わせているのは、自分から関係を断つ相手へのただの罪悪感でしかない。

 

相手の前から立ち去るあるいは逃げることは、自分の心を守ることなんやけど、自分だけが楽になる様な気がするんやろね。

それは優しさと言われることもあるけど、相手に縛られて自分で決められない弱さでもある。

 

そもそも、相手の愚痴が止まらないのは何でかな?

 

聞いてもらった時はスッキリしているかもしれんけど、根本的な解決にあなたが役には立っていないからと違うかな?

 

ズルズル続けている関係は、時々見直すのがいい。

その時離れることが、今生の別れになるかはまた違う話なんやから。

#今日の易占 を呟き中