価値観に間違いも無ければ正しいも無い

価値観というのは尊重するものだと思う反面、厄介だと思うことがある。

自分にとってはこの上なく価値のあるものに対して、ある人は一瞥もくれないというのはよくあること。

理解されたい欲求がある時もあれば、そりゃそうなるよねと受け入れることもある。

自分の中で折り合いがつくのは、自分と相手の価値観は違うと理解できる時。

それが、インターネットという不特定多数に向けて気軽に簡単に発信できる場で、自分の価値観が正しいと主張する人を見たら、大変にモヤモヤっとする。

価値観に絶対や正解はない。

それは、個人の主観だから。

例えば、Aが正しくてそれを支持しない人はおかしいと言い切る人を、よく見かける。

その人にとってはその価値観が全てかもしれないけれど、正しさを声高に叫ぶことは、賛同者とそうじゃない人を選別していることに繋がる。

私はAだと思う、Aという考え方が好きだという表現ならば、もし自分がBだと思っていても貴方はそうなのねと納得したり認めたり受け取ったりできる。

そこでBに賛同できないとしても、各々の考え方の違いという点で、感情を切り離して客観視する事ができる。

これって社会の中で生きていく上で、大切な事なのだ。
でも、どうしても自分の考えを正しいと主張するタイプには、感情が乗ってきてしまうので受け入れ難く、嫌悪感に発展させて攻撃的になっていく。

自分に賛同する人だけでグループを作れば、その中で生きていくのは楽だ。
しかし、全ての考え方が一致する人は、どれだけいるのか。

結局、主義主張を通そうとすればするほど、孤立していくことになる。

モノや人だけでなく、考え方や在り方など形の無いものほど、尊重していく立場でいることが、本当は生きやすいのは明白だと言えるだろう。

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