婚活サイトにて連載していたコラムを、サイトが閉鎖され閲覧できなくなったのでまとめました。(2015年執筆)
恋愛や結婚について、占いの使い方を主に書いています。また、お見合いをたくさんしてみた私が、どの様に結婚のことを考えていったか個人的な体験を織り交ぜています。
きっかけや視点の転換になれば幸いです。
あなたが「その人」と出会うために
- ご縁と相性 1〜4
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気になる人ができると、普段より占いを意識する方は少なからずいらっしゃると思います。そんな時、相性を見てほしくなる様ですが、私は結婚を前提にするならば、まずはご縁を重視する様に言います。
相性とは性格や性分が合うかを見るもので、ご縁は結びつき方・繋がりの深さを見るものです。
結婚に大切なのは、仲良く且つ末長く一緒に添い遂げられるかということ。もちろん、相性が良いに越したことはないですが、性格というのは環境や時間の流れで変化を起こしやすいものです。ご縁は不思議なことに、変わらないと見ます。
占いではご縁があるかを見て、それから相性が良いかを見るとよいのですが、相性が良くなくても、悲観しなくてもいいですよ。
占いとは自分を知るツールですから、客観的に自分を知れば、どんな行動をとればいいかは分かると思います。
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婚期と言われる時期があります。これは、ご縁のある方と出会いやすい時期という事です。人によって早かったり遅かったり、あったり無かったりします。
占わなくても、婚期がなんとなく特定できる目安があります。
男性の場合はお金の出入りが多くなる時期と、女性の場合はお仕事が忙しくなる時期と重なる事が多いのです。
男女共そういう兆候があると、異性とのご縁が増すので出会いのチャンスと言えます。
ただ、お金や仕事にばかり目が向いていると気付きにくいのです。
予めその時期を知っておきたい時は、占いを使ってくださいね。
では、日頃からチャンスをキャッチできる自分でいるにはどうすればいいか?
まずはどんなタイプの方とご縁があるかを知る事が大切です。
それには今までの人間関係を振り返り、自分の人付き合いのクセを知るのが近道です。
分かりづらいものですが、必ずクセがあります。占いはそこを見るお手伝いをするものなのですが、実は運が強いと言われる方達はお手伝い不要な場合が多いのです。
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運が強い人と弱い人がいらっしゃいますが、良い悪いとはまた別でして。
強い人は良くない運気の時に、持ち前の強さでパワープレーができ、弱い人はそれができないだけ。
弱い人の方が、吉を呼ぶものを持っているのが多いと思います。ただ、弱さ故に吉との遭遇に気付かない人がいて、とても残念。
実はこれも、自分の周囲の人を観察する事で、吉になる相手に気付きやすくなるのです。
気が合う人とそうでない人の嗅ぎ分けができる人は多いと思いますが、気が合う人には「与えてくれる人」と「自分が与える人」の2通りある事に気付いていますか?
結婚する時に相性が良いのは、この与えてくれる人が自分が与える人だと、恋愛としてうまくいきやすい。自分が与えて心地良い相手は、結婚に向く人だと言えます。
与える行為が分かりやすいのは食べ物の様です。自分の好物を快く食べさせてあげたいと思う相手なら、結婚を意識する第一歩になると思います。
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自分と結婚する人が、どこかで待ってくれているなんてことはありません。
ご縁は結びに行くものですから。動かないと。
私事ですが、親が釣書(履歴書みたいなもの)を仲人さんに預け、お話を持ってきて頂いている時の私は完全に受け身でした。今思えば、それが成立しなかった一番の原因かなぁ、と。
どうもしっくりこなくて断り続けていたら、親に自分で見つけてこいと言われまして、売り言葉に買い言葉、自分で見つけるわと啖呵を切った途端にスイッチが入ったのでしょう。不思議と出会いの場に誘われたのです。
その頃は既に四柱推命の勉強をしていましたので師匠に見てもらったら、出会いのチャンスが掴みやすい時期でした。
出来過ぎと思われるかもしれませんが、気持ちとタイミングは符合するもの。
「思い立ったが吉日」は、今まで見させて頂いた多くの方に当てはまっています。
結婚相談所、婚活パーティー、コンパなど、自分の意思で参加する場に行くのは引き寄せやすいと言えます。
- 恋愛はタマゴかニワトリか 1〜2
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男性よりは女性に多い様ですが、結婚するにはまず恋愛をしなきゃと思う方が多い気がします。
占いをすると、恋愛と結婚が結びついている人と、そうではない人に綺麗に分かれます。自分がどちらなのかを(感覚的なことを含め)知っている人は、どちらであろうと結婚を実現化させている人が多いです。
婚活は、知り合った人との結婚を前提にしますよね。そこには、恋愛できるかどうかは一番の理由ではない場合があります。
結婚をどう捉えているか。そこが共通している人と知り合える可能性が高いのが、結婚相談所やパーティーだったりする訳です。
結婚って、何故するのでしょう?とはよく聞かれます。でもそういう人の方が、恋愛って自然なことの様に言われていて、そうでもないんだけどなぁと思ったりします。
ご自身が、好きになったから結婚したいタイプか、結婚したいと思うほどに好きになったと気付くタイプかを考えてみると、婚活に役立つと思います。
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占いに来られる方の相談は実に様々なのですが、女性は恋愛関係の話題が多いです。特に、いつ結婚できるかを気になさって質問されます。
残念ながら、その質問に答えはありません。そもそもその質問の前に、どんな方と出会いたいかという、明確なビジョンを持っている方がほぼいらっしゃらないからです。
その時の質問の言葉で、恋愛に対する熱量はおよそ分かるのですが、そのピークといわゆる結婚適齢期が符合せず、出会いが少なかったり気持ちが乗らなかったりされる方は少なくありません。
更にその方のお持ちになっている恋愛の傾向が絡んでくると、出会っていても見過ごしてしまう事も。
まずは、結婚してからの生活を思い浮かべてみましょう。
その家庭にはどんな方が居ると幸せですか?
ではその方とはどこで出会えそうですか?
出会えるなら、あなたは行動しますか?
この中で占いがお手伝いできるのは、出会えるチャンスが高い時期を見る事が一番大きいでしょう。
いつ結婚できるかではなく、あなたが幸せになるための出会いが大切なのです。
- お見合いはマッチング 1〜3
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お見合いって言葉、古臭いイメージがありませんか?
私は1回目をするまで、とても抵抗がありました。親が釣書を仲人さんに渡してお願いしているのを見て、本当に私に合う人を紹介なんてできるのかと疑っていました。大して話した事もない人に、私の事なんて分かるのかな、と。
お相手の釣書は何通も届けられましたが、ピンと来なくて突き返してばかり。
でも、それも仲人さんには情報になっていた様で。ソートしていたんですね。
ある日突然この人なら会ってみようかと思う人が。その男性とは2回お会いしましたが、お母様が急病でお話が頓挫してしまいました。
仲人さん曰く、初めての出逢いでの成婚率は、2回目以降と比べ格段に高いそうです。
今思えば、7回の出逢いの中では、印象は一番良かった気がします。
仲人さん、経験に裏打ちされた素晴らしい分析力をお持ちだと思います。
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初めてのお見合い話が良い悪いもなく終わってしまい、そもそも乗り気ではなかった気持ちが一気に膨らんだのが2回目でした。
相手の方は自営業のお手伝いをされている跡取り息子さんで、国家資格を使ったお仕事をされていました。親は、うちより上目からのお話で喜んでいたのですが……。
お見合いというと、少し気取ったお料理屋さんのお座敷で向かい合って、というイメージがないですか?個人の仲人さんは、喫茶店で当人達を引き合わせたら、さっさとお帰りになります。
早々に2人にされると、話さない訳にいかなくなるんですよね。
ここで、相手の方がリードするタイプか、こちらが進めるパターンかを知れるのですが、その2回目の方は3時間ほどご自分の話だけをされるタイプでした。
その間紅茶1杯で座り続けて、お尻が痺れましたね〜。世間知らずな小娘でしたので、世の中には饒舌な男性もいるのだなと学ばせて頂きました。
家に帰ってすぐにお断りの連絡を仲人さんにしたのですけど、この方と出会って「お見合いで男性を見る目を養うのはアリだな」と気付かせてもらいました。
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さて、2回のお見合いが流れたので、3回目のお相手を選ぶのはなかなか慎重になりました。この辺り、まだまだ初々しかったのですね、今思うと(笑)。
親や世間の手前、3回目で決めた方が良いんじゃないかと思っていたりしたのでした。
それまではなんとなく見ていた釣書も、見た時に自分がどう感じるかを重視する様になりました。
年齢差があってもいい、学歴は気にしない、本人同士もだけどその家族との相性の方が実は大事なのではないか、など。
結局私の場合は、会ってみないと分からないなぁという行き当たりばったりで3回目の方も決定。慎重になっても会わないと始まらない事に気付いたという……。
この方が、後々私の伴侶選びの参考基準になるとは、当時思ってもいなかったのですが。
引き合わせて頂いたのは、うちの近所の喫茶店でした。その店が営業していると知らなかったほど人の出入りを見た事がなく、さっさと仲人さんが退席されたすぐに、お相手の彼が別の店へとエスコートしてくれたのが印象に残っています。
- 条件と判断基準 1〜3
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3回目のお見合いの方が、何故伴侶選びの基準になったのか。
基本的にお見合いって、まず会う前に多少データから選別するのはお分かりかと思うのですけど、実際会ってみないと分からない部分というのは、つまりは生理的な部分で許容できるかどうかなんですね。
言い方を変えると、釣書は条件を満たすかどうかのチェックシート的なもので、実際のお見合いは自分の五感に更にカンを足したものにどれだけ符合するかと。
条件は価値観や環境で変わりようがあるものですが、生理的感覚はあまり変えようがありません。
なので、言葉にはしにくいけど引っかかると思った事は、大事にされた方がいいかなと思います。
3回目の方とは約1ヶ月半のお付き合いをし、関わる誰もがこれはもう結婚だなと思っていました。
ところがある日、私には受け入れ難い事を彼から提案されました。吐き気を覚えたほどです。悩み抜いた結果、お断りの連絡を仲人さんからして頂きました。
余談ですが、お見合いの利点の自分で断らなくてもいいというのは、とても大きい気がします。
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少し前にも書きましたが、1回目のお見合いでの成婚率が高いというのは、回を重ねると条件を増やす傾向になるからかと思います。
こうでないと、というよりは、これは嫌だという条件。出会った人の数だけは、どうしても意識してしまうのですね。
どうしても許せない事・譲れないと思っている事って、実際はそんなに無いし許せる筈なのに、断る理由になった後は印象に残ります。なかなかね、忘れられるものではありません。
7回お見合いした内、4回目から6回目の方の事を、実はよく覚えていません。どんな方でどんな話をしてどんな印象を持って……なぜお断りしたのか。全く記憶にないという。3回目の事から切り替えができていなかったのは間違いないので、お相手の方や仲人さんには申し訳ない事をしたなぁと思います。
恋愛と違い、感情優先というよりは客観視ができるとはいえ、釣書で好感が持てる方と出逢う訳です。
それまでの経験は参考にする程度に留め、条件としていくのはよくないなと、今なら分かります。新しく出逢う方は別の方なのですから、ね。
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6回目までのお見合いで、自分自身の条件や、そもそもなぜ結婚なのか?という思いが曖昧になってしまった為、仲人さんや親には迷惑や心配をかけたなと今振り返ると申し訳なく思います。
ちょうど四柱推命の勉強を始めた頃で。今までの方の釣書にあった生年月日から不思議なご縁を発見して、7回目の方でそれが確信になり。お会いすることは決まっていたのですが、お断りするのも決めてしまっていました。本当に申し訳なかったです……。
親にはその発見した事を言えずに断ってしまったので、大変に叱られました。事後報告で理解と納得はしてもらえましたが、全て自分で決めると言い切った事はまた怒りを買いました。
ただ、それがきっかけとなり、本当の自分の幸せって何かとか、結婚を本当に望むのかとか、改めて自分に問い、ご縁を結びに行動しようと決意できたことで、いわゆる「引き寄せ」が始まりました。
そうとしか説明ができない、タイミングがやってきてキャッチできたのです。
- 夫婦のカタチ 1〜3
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夏に恋して秋に別れなければ本物、という様な事をしばしば聞きますが、それってあなた自身に当てはまると思いますか?
ご縁という巡り合わせが、皆一律に同じ季節にやってくるかというと、そんな事はありません。なんとなく雰囲気に流される事はあるかもしれませんが。
引き寄せられているなら、話は別ですよ。引き寄せ力のある人がいる一方で、逆もいらっしゃいますので。流れに乗ってみるのも、ひとつのご縁です。
ただし、引き寄せられたなと思った時は、相手をじっくり観察してみましょう。相手に強引さはないですか?あなたの意見は尊重されていますか?
もし我慢している事や自分を抑えている事があれば、相手にそれを伝えてみましょう。
さて、そこで。
伝えるのを躊躇する様であれば、そのお付き合いは続けるべきかを考える方がいいかもしれませんね。
パートナーシップは、対等である事と尊重し合う事。そこから生まれる相乗効果です。
結婚するならば、お互いが育ち合いできる関係が理想だと考えます。
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結婚にはご縁の結びつきや繋がり方が長続きのポイント、と始めの方でお伝えしました。
では、相性はどの様に捉えたらいいでしょうか。
相性とは性格や性分が合うかを見るものです。生まれ持った基本的な性質は、接する性質により変化を起こしやすいものです。普遍的に捉えないで、成長するものと考えたら相性は如何様にもなるということです。
夫婦で相性が良いと見る在り方はいくつかあります。
まずは男性が女性を妻と見、女性が男性を夫と見る相性です。実に当たり前の様に思われるかもしれませんが、実際はこの様な相性で夫婦になられている方は意外と少ないのです。この相性は恋愛感情が長続きしやすく、夫唱婦随な関係とも言えるでしょう。
意外と多い関係だなと思うのが、夫から見た妻は自分の母的な存在で、妻からは夫が自分の息子になる関係です。こちらはうまくいけば、妻が夫を伸ばす関係なのですが、夫をつい構い過ぎて甘やかしてしまう傾向になりますし、夫も妻に依存しがちになります。
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いつまでも恋する気持ちを持ち続けるのは、実はなかなか大変です。
愛情は変わらなくても、ときめきは気分に左右されるもの。
これ、四柱推命だと気持ちの浮き沈みが分かるのです。その事をご存知の方は、1年に1度はその年の夫婦の相性の確認をされます。
ご縁は不変。相性はあるポイントで変わる事があるものなのです。
なので、相性がいい時に出会って勢いで結婚したら、年月が経つことでどうもこの人とは合わないと思ったりします。
それはそれで付き合い方があるものですが、そこに気付くまでにケンカしてしまって夫婦をやめてしまうことも。
ビビッときたから結婚した、という方もいらっしゃいますが、ある程度の期間お付き合いをしてお互いをよく見ることは大切でしょう。
ではどのくらいの期間が必要でしょうか。
個人の考え方様々ですが、四季を一通り一緒に過ごすのはお勧め。3ヶ月が4回というのは、ひとつの目安になります。
- 占いは使うもの 1〜2
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年の始めに占いをされる方は多いのではないでしょうか。新しい年はどんな年になりそうか、気になるものですね。
どんな年になるかは、参考にする程度にしましょう。
大切なのは、あなたがどんな年にしたいか、です。
こんな年になりそうだからといって、そうしなければいけない道理はないのです。
なので、占う前にどんな年にしたいかを思い描いてみましょう。
占いとは術(すべ)なので、やりたい事やなりたい自分に近付くための指針に過ぎません。
やれるかどうか、なれるかどうかはあなた自身の行動が全て。決して占いに振り回されるような事はあってはいけません。
頼るものではなく、使うもの。
当たっているのは過去の事。
未来は自分で作るものですから。
いい事を言われたなら当たる様に、望まない事を言われたらそうならない様気をつけて行動する、これが占いを使うという事なのですよ。
ちなみに、四柱推命では2月4日の立春からが新しい年となります。前日の2月3日の節分は字の如く節を分けるという意味なので、そこが前年と次の年の境目となります。
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婚活を始めると、お相手のデータを得ては片っ端からご自分との相性を調べる方がいらっしゃいます。相性が悪ければ会わずに、効率よく婚活していこうとの考えの様です。
気持ちは分からなくはないですよ。会ってイヤな気持ちになるのを避けたいとか、結婚する可能性の低い人と会うのは無駄に思えるとか。そんなところだと思います。
占い師の立場から申しますと、折角の出会いのチャンスを自ら無くすのはもったいないなぁ、と。相性はある程度変えられるもので、変わるものですし。そして、占いを使っている様で依存しているだけだと言えます。
それが見て取れた時は、ご依頼を受けず占いをしない様にお伝えしています。
そもそも相性が悪いという表現が間違っているのかもしれません。自分とは異なる考え方をする人といえるかも。
そうなると、自分にはない要素を補ってくれる人という事になりますし、人生においてスパイスになる可能性がある人とも言えます。
知りあうチャンスが巡ってきたら、まずは実際に会ってみて、しっかりと向き合ってみるのがいいですよ。
- それ、本当にあなたの気持ち? 1〜2
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具体的な結婚生活を思い描けるか、これって結構大切なことだとお伝えしてきました。
さて、そこで。
それは全てあなたが望むことですか?
あなた自身が幸せになるための結婚ですか?
描いた生活に、あなた以外の誰かの都合が入っているとしたら、もしかすると妥協しているかもしれません。
特にお見合いや紹介などは、先に相手の情報が入ってきます。すると、自分の条件と照らし合わせている様で、家と家だったり、親の意向や世間体という類のものを優先させている場合があります。
それらはあなたが幸せになる条件ではないので、条件の中ではかなり後ろの方か無くてもいいものです。
そんな事言っても外せないでしょって思ったあなたは、周りへの気配りができる人かもしれないけれど、自分を大切にすることには少し無関心かもしれません。
あなたの結婚の一番の条件が、あなた自身が幸せを感じることでありますように。
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占いのお客様。娘さんのご縁談が、お母様の一番の気がかりでした。
母娘双方存じ上げているので、お母様には娘さんがお話ししたい事だけを聞いてあげてねと常々申し上げ、娘さんにはお母様に何でも気になる事は聞いてもらいよ〜とお伝えしてきましてね。
私のクライアントさんになってくださってからでも、複数お付き合いの人が変わったのですが、ついにめでたく婚約されまして。
娘さんの気持ちが最優先されたのだなぁと、喜びを分かち合わせて頂きました。
親が口出ししてきて困るって、よくあると思います。そりゃ、親御さんもご心配ですから。
誰しも、何も知らないと不安で詮索を始めるものなのですよ。
その心配事を和らげる為の情報発信は、やはり必要だと思います。
その時に、相談ではないけど聞いてくれる?という一言を添えてみましょう。やんわり、ただ話を聞いてねとアピールする事で、安心さが増し口出しも減る可能性が高くなります。
- 本筋はブレないように
- 占いの結果、行動することで心配な事や気がかりなことが出てきてしまう時、その行動をやめようとする人がいます。
それは主客転倒ですよーと、占った意図に戻る作業を入れます。
意図と行動が本筋、気がかりは起こりやすい事として注意しましょうねって事ですから。
行動そのものが、今すぐ行うには無謀に見えることはあっても、やりたいという湧いてきた気持ちは大切にしたいものですよね。
たとえば、気になる人ができて、告白したいとなった時。相性もご縁もそこそこって事はよくあります。
あなたの気持ちが日に日に募るからといって、自分の気持ちを満足させる為だけの行動をしますか?お相手の状況をみたり、しますよね。
その時に、状況が芳しくなければ待つ選択もひとつ、という事です。
恋愛は周りや自分さえもが見えなくなりがちです。客観的に自分を見るツールとして、占いは意外といいものなんですよ。
- 慣れて良いこと悪いこと 1〜2
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婚活にあたって気を付けた方がいいのが、慣れることです。
慣れることで生まれる良い側面は、自分自身の価値観や優先事項の確認ができること。
パーティーや合コン、お見合いなどでたくさんの結婚希望者と会う事で、自分にとって結婚に求めることがはっきりしてきます。
生理的に受け付けられるかそうでないかは、結婚で常に相手へ愛情を注いでいく上で、自分が心地良いと感じるかどうかに直結するのではと思います。
価値観が全て同じというのはまずあり得ないでしょう。しかし、お互いが相手を理解していく姿勢が同じ加減であれば、共に暮らす中での摩擦は少なくなる様に思います。
ここで注意したいのは、結婚に求めることで譲れないことは、あまり多くない方がいいと。譲れないと凝り固まってしまうと、視野が狭まりますから。
考えて取捨選択で譲れないと思うことは、意外と見方で変わるし変えられるものです。
直感など理由は言えないけど受け付けない感覚の方が、変えにくいものとして扱う方がいいでしょう。
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婚活に慣れてしまって起こる悪いこととは何でしょう。
場慣れをすることで、立ち居振る舞いが婚活仕様になってしまう場合があります。その行動は、いつもの・日常の・普段のあなた自身でしょうか。
婚活が日常化して普段の生活に組み込まれると、素顔の自分自身が曖昧になったりします。
例えばそれでお付き合いが始まり、結婚に至ったとして。3年5年10年と生活していくと、その生活の中にも慣れが生じます。
ただ、この慣れは揺り戻しみたいなもので、元々育ってきた時の癖や生活習慣が出てきがち。ここが落とし穴になることって、あるのです。
もちろん相手にも言える事なのですが、お互いが知らなかった相手の癖を許容できず、また理解する努力をしなかったら……。
婚活に慣れることは必要ではありますが、とても気をつけねばなりません。
どんな場でも、ご自身そのままが自然に出る心掛けが、大切なのではないかと思います。
- それはあなたの思い込みかも
- パートナーを誰かの紹介で選ぼうとしている時、感情よりも先に条件に目が止まっていませんか。
実際会う前に、どんな方と出会いたいかのビジョンを持つのは大切なのですが、会うと決める前や決めてから会うまでに、不安でいっぱいいっぱいになる方がいらっしゃいます。この人でよかったのか、自分がどう思われるだろうかと心配ばかりしていませんか?
でもね、ちょっと待って。あなたが選んでいるつもりで、あなたも選ばれていますから。
会うまでに思いを巡らせすぎて、お相手をご自分の中で作り上げてしまう方もたまにいらっしゃいます。これ、幻想ですよね。思い込みというものです。
それなのに、実際会った時の印象が思っていたのと違うからと断る方がいると……。
データは参考にするもので、固定観念にしては価値観を狭めてしまいます。ましてや、頭の中に架空の人物を作り上げてしまっては、お相手の方に大変失礼なことになりますよ。
会うと決まれば、ご自分がどう見て欲しいかに意識を向けると、余計な心配が湧いてくるのを防げるのではないでしょうか。心配性の方は、是非試してみてくださいね。
- 自分のクセを知っていますか?
- 人見知りで初めての場所や人に慣れるのが遅くて、自分から話しかけるのはもちろん会話が続かなくて困っている……そんな事をよく見聞きします。
人見知りも様々で、たくさんの人の輪に入るのが苦手な場合もあれば、一対一で極度に緊張する方もいらっしゃいます。
ご自分にどんなコミュニケーションのクセがあるかを知っていますか?
日頃から自分と相手の心地良い距離がどのくらいかや、視線を合わせる時間などを意識してみると、初対面の人と合うかどうかが分かったりするものです。
意外と意識されないのが、立つのと座るのとでどちらの方がリラックスできるか。立ったまま話す方が会話が進む人もいれば、ゆったり座る方が相手を受け入れられやすい人もいらっしゃいます。
自分のクセを知っていて、更に相手の仕草を観察してクセを読み取れるようになれば、人見知りも緩和されるかもしれません。
婚活パーティーで立食形式が向くのか、少人数のグループセッション形式が合うのかなど、自分のクセから選ぶのも出会えるチャンスを掴みやすくお勧めです。
ご自分を客観視するために、占いを使いませんか?