値付け自由は、実は試練を課してしまってたってハナシ

以前、占いの料金をこちらが設定していない、ラブ・オファーという方法で仕事をしていた時の話。
時間の許す限り、クライアントさんの聞きたい事をとことんお話ししていました。

でね、話し始める前にクライアントさんには必ず、私と話し終わった時に支払いたいと思った額をください、と言っていました(それが、ラブ・オファーというものなので)。

ところが、いざ話し終わって鞄から取り出し渡されるのは、予め封筒に入れたお金という方が結構な割合でいらっしゃった。

これ、その方は封筒に包んだ金額分を聞きに来られていたんですよね。

用意された金額より話の内容が薄いと感じる方は、話している間にどんどん聞き出そうとされました。
逆にこちらがもっと話せる事があると思っていても、打ち切られる方も。

例えば路上ミュージシャンを思い浮かべてくださいね。予め金額を設定して、立ち止まって聞き出す人はどのくらいいるでしょう。
そんな聞き方は、まあしませんよね。
ラブ・オファーとはそういう設定なのですが、伝わらない方が意外とよくいて、現在の定額に変更したのでした。

お金の価値観は、人の数だけ実に様々だなあと感じました。

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