誰かを占うということ

誰かを占うということ

1〜2ヶ月に1回のペースで、東洋占術を語る会がオンラインで開催されています。
発起人は天童春樹先生(私は易占と、人相を少し教えて頂きました)、主催はアーロン千生先生(奇門遁甲を教えて頂きました)です。
東洋占術と一括りに言っても、占術はたくさんあります。更にひとつの占術にもいろんな流派があることは、四柱推命を教えて頂いた先生が亡くなった後に知りました。この辺りは詳しくアーロン先生がブログに書かれていますので、読んでみてください。

流派がたくさんあることを知らずに学んできましたが、教えて頂いた先生方がどの流派も批判することがなく、そんな先生方に巡り会えたことにあらためて感謝しています。

さて。
これを書いている時点で前回は2月に開催されまして、その時に大変印象深いお話がありました。ずっとそれについて書きたかったので、ようやく書いてみます。

毎回参加申し込みの時に会で語ってくださる先生方へ質問ができるのですが、その質問のひとつに
「占いは天の秘密を漏らすこと?占いし過ぎない方がいい?」
というものがありました。

こちらへの回答に、先生方の占いへの姿勢や責任感を感じました。

印象に残っているのは「占った結果を無闇に話すのがNGで天の秘密を知ることを止められている訳ではない」という言葉。
それと、占いを使って他人の人生を変えるかもしれないと思うなら言葉に気を付けること、と仰った先生もいました。

ラジオトークで西洋占星術の楓香先生とお話ししたこともありましたが、依頼を受けていないのに芸能人を占ってYouTubeやブログで解説しているのってどうなのかな?と思っていたので、この回答は腑に落ちたというか、やはりそうだよねと思いました。

占いの技法を学んだり研究する上で、世の中で知られている出来事を題材に占うことはあります。
ただそれもその場のことで、不特定多数に占ったことを広めることはしないものです。

また、もう6年ほど前になりますが、たまたまラジオで聞いた話がFacebookにも投稿されていたので引用します。

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昨日、友人宅で知り合った若い女性が「手相を見る修行をした」との事で話の流れで見て頂いたら…真っ先に「言い辛いけど近い内に死にます」と言われてしまい…ちょっと落ち込んでいます。

今まであまり手相なんて気にした事はありませんでしたが、生命線が異常に短いそうです。仕事における才能も「あまり…」との事でした。

私は動揺を隠していましたが、😢場の雰囲気が悪くなり、友人が「ま〜ま〜気にせず!これで大丈夫だろう!」と油性ペンで私の生命線(人差し指と親指の間の線)を下まで書き足してくれて、話題を変えてくれたものの、その方は随分と引っぱり…「ユキさんの事…心配です….」と。

手相に詳しい方はこの写真を見て「なるほど」と思われるかも知れませんが、私は今になって、そればかり考えて、何だか見てもらわない方が良かった気がしてなりません…。

(ユキ・ラインハートさんのFacebookより)

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こういうことだと思うんですよね、無闇に話すのはNGって。

何を修行し何を学んだのかな、とか。
占いが人のエネルギーを奪う様なことになってしまうと想像できなかったのか、とか。
覚えたことをただ言うだけで、相手がどんな気持ちになるのかまで考えないのかな、とか。

話の流れで占うことになった様ですが……。プロか趣味かもわからないですが。

占いを学ぶことと、誰かを占うことは立つ位置が違うと思っています。
占う側にいる人は、言葉にするにはどんな配慮が必要かは常に意識しないといけないのではないかな、と思います。

東洋占術を語る会。
次回開催はまだ発表されていませんが、毎回お手伝いをさせて頂きながら、貴重なお話をたくさん聞いて学ばせてもらっています。長く続いてほしい会です。