バイタリティが溢れたら

「お嬢さんは、非常にバイタリティの満ち溢れるお子さんですね」

今でも尊敬してやまない、小学3年生の時の担任だった内田先生が、個人懇談で私の母に言ってくださった言葉。

母からそのままを聞いた私はもちろん、母も「バイタリティって?」という感じやったけど、何故かとても褒めて頂いた事だけはわかったんです。

弟も同じ学年を担任して頂き、「姉弟よく似ていますね。お母さんがバイタリティのある方だから」と、またしても母は言われたんやって。

うちは親子揃って、バイタリティがあるんや……。

で、バイタリティって?

親子揃って褒めてもらった(らしい)ことに気分を良くし、意味を調べることもなく四半世紀経ち。
たまたまある講演会で、「バイタリティ=活力」と知りました。

へー、活力!
一般的に生命力のことを言うようですが、多分10歳頃の私は、何かにつけてやる気をみなぎらせてたんやろなぁと思います。
今は、どうなんやろ?
あの時と同じくらいのバイタリティを持っているんやろか?

時々、そんな風に自分を見ては、10歳の自分と張り合っています。

バイタリティが溢れているなら。
どんどん足りないでいる人に注げるような人でいたい。
元気出たって言ってもらえるようになろう。

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