昨年の春、大叔母が亡くなったんです。祖母より6歳下の妹でした。
アルツハイマーを患い、車椅子での生活で、ご家族は精一杯の介護をされたので、何も悔いはなかったと聞いていて。
高齢だったし、葬儀は穏やかに行われたんやけど。
祖母がね、ポロポロ泣いていたんです。ひろちゃん(大叔母)と、もっと話しておけば良かったって。
祖母と大叔母は耳が遠くなって、電話じゃ話せなくなっていました。
祖母も足が弱っていて、お互い外出するのも誰かの手を借りなきゃいけなくて、遠くはないけど行き来するのを遠慮してたみたい。
祖母のその様子を見て、会いたい人にはとにかく会うっていうのは最優先にしなきゃって想いが本当に大きくなったの。
いつでも会えるって、そのいつでもはいつまで続くと思ってるの?と、自分に問いかけた時に答えは無く。
相手だけでなく自分自身も、いつどうなるかは誰にも分からない。
どんどん会って話そうと決めたら、1年で交友関係が随分広がっていました。
それでも、まだまだ会えていない人がいる筈。
今を生き、未来の自分の為に、もっと会っていきたいと思っています。