薬と毒はウラオモテ

毒を含む文というものがある。

愚痴り文や誰かを責める文という意味じゃなくて、言いまわし・言葉遣い・汚い言葉などが読み手を蝕む様な、そんな文のことを指しています。

そういうのをウリにしているブロガーや、サイトのライターっていてはるよね。それを真似る素人もいたり。

書いている人は、書き出し切ったらスッキリするんやろなぁ。

同じ気持ちでいたけど、表現しにくくてモヤモヤしている人にとっては、よくぞ書いてくれた!ってなもんで賛同する人がワサワサ出てきたりね。

ただ何気なく読んでしまって、その毒に当たってしまった方はたまったもんじゃないな、と思う。

ないですかね?
私は割と、内容よりも表現の仕方に毒を感じたらもうダメです。

でね。
読んで不快な文を目から脳へ送ってしまうと、書き換えとか上書きをしようとしても、表面上は繕えても何かの拍子に出てきてしまう事がある。

刺さってしまってるんよね。傷になっている。

こうなるともう、事故にあったみたいなもんで。

一度そういう経験をすると、いくらいい事を書いていると分かっていても、読めない。

結局、小説でもエッセイでもレポートですら、合わない文は受け付けないもんなのよね。

読んでダメだったらシェアしないし、シェアされてきても読むのを躊躇する。

自己防衛しかないねんけど、一度入り込んだ毒はどうやって中和すればいいのか、まだまだ有効な方法を見つけていない。

面白味に欠けるとは思うが、自分が書くなら、できるだけ不快にさせない心掛けは忘れないようにしたい。

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