特別というものに、良いや悪いはない方がいい。
ただ、普通があるから特別がある。
ハレとケという日本伝統の世界観は、まさにそれ。
ハレは特別な日。
冠婚葬祭が代表的(お葬式については、意見が分かれているんだけども)。
対してケは、現代日本でどれだけ正しく答えられる人がいるだろう。
ケは、日常なんよね。
日常って、いつもの・普通の日だから、当たり前にあるもので忘れがちになるんよね。
平和が続くとそれが日常となって、当たり前って思うようになると有難みが薄くなってくるんよね。
有難みって本来、滅多にないことへの感謝の意味。
日常に感謝を忘れないことって、大事なんちゃうかな。
だから日常はできるだけ、質の良いものでありたい。
ハレの日をもっと特別な日にするために。