茱萸嚢を重陽の節句に飾る

茱萸嚢(しゅゆのう)を知ったのは、今年の端午の節句に薬玉を作るためにアレコレと検索していた先の説明でした。

茱萸嚢を重陽の節句に飾り、端午の節句で薬玉と掛け替えるそうです。

飾る意味はどちらもほぼ同じで、無病息災を願います。
ただ元々は山茱萸の枝を持って山登りをし、菊酒を飲んで無病息災を願った中国の風習が、日本に伝わってから菊花と山茱萸を袋に入れて飾ることに変化した様です。

薬玉作りはとても楽しかったし、インテリア的にも美しく、なんといっても夏を無事に乗り切れたので、ぜひ茱萸嚢も作りたい!となりました。
しかしこれが材料に諸説あるようで……できる範囲でやってみることに。
造花でもよさそうだったので菊の花と茱萸(グミ)は造花を買いました。グミの造花が売っている訳がないので、形が似ているオリーブの実を赤いマニキュアで着色しました。
袋は当初縫うつもりで布を探しに行ったのですが、ちょうどいい巾着袋を見つけてこちらも購入。
あっという間に外観が整いました。

中に入れるつもりだった呉茱萸は漢方薬で代用しようと、ドラッグストアへ探しに行ったのです。
あるにはあったのですが、なんと錠剤でした。
最近は漢方薬も飲みやすく錠剤になっていたとは……全然知らなかったんですよ……
粉末なら香りがするので代用可能と思っていたものですから、残念ですが断念しました。

格好だけが整った形になり、薬玉の時とは違って若干のコレデイイノ?が有りますが。
七夕と同じと思えばOK!と許可を出し😆
無事、薬玉と掛け替えました。

せっかくなので生花の小菊も少し飾り、菊茶を頂きました。

菊花と枸杞

参考資料
菊結び
重陽の節句飾り・茱萸嚢
菊の霊力と茱萸嚢

#今日の易占 を呟き中