本気か冗談かの判断は誰がするのか?
本当のところは、もちろん言った本人にしか分からない。
でも、発言の状況によっては、後から冗談でしたと言っても通じない事もある。
冗談をユーモアと取るか、ホラ吹きと取るか、嘘吐きと取るか。
聞き方で判断するしかないけど、聞いた事実は変わらないから、その時に持った印象が本当のこととみなされる。
発言者から離れた言葉は、解釈という尾ひれを付け違ったものへと変容する。
そうなっては、もはや発言者の真意など無意味になる。
インターネット、事にSNSの発達と共に、ちょっとした話でも、瞬く間に拡散される時代になっている。
「Aかもね」という発言が、「Aらしい」となり、「Aなんだって」と断言する。
途中で「AらしいけどBって事もありそうだね」なんて付け加えられようものなら、「Bって言ってた」が一人歩きする場合もある。
もう、全く違うものになっている。
人づてに聞いたことは、ソースの確認は絶対必要で、更に意図や真意も検証するのが、スタンダードな時代になってしまった。
言葉を丁寧に扱おう。
ポロっと出た言葉は、もう取り消せないんだから。
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