自由を求めるなら

今までの人生で、型を学ぶ期間が長かった。
就学前から吟道を7年、就学してから書道を19年続けたのだが、携わっている時は夢中であり必死だった。

それが、その世界を離れてみて初めて、先生が仰っていた言葉の意味の深さに気付くことがある。

道(どう)とは、規範や真理・精神性を指したりするが、型にはまることがひとつの修行。
正確に型をなぞり身につけることから、自分の内面を見つめる。

まず、型なのだ。

何度も何度も繰り返し、からだに染み付くくらいに稽古する。
息をするように、と言われるほど、疑問を持たず当たり前に自然に動けるほどに稽古する。

それができて初めて、型を越える自分だけのものを掴みにいく。

吟道では、幼くて無我夢中に楽しさだけを感じて終えてしまった。
書道では、型を越える事が出来ずに終えてしまった。
どちらも楽しかったけど、型とは何か?を理解するまでに至らなかった。

それが、その世界と距離を置くと、もしかするとあの時のあれは……と気付けて、腑に落ちる。

離れるから見えてくるもの、理解ができるものがある。
その世界に身を置きつつ、それが出来て、更に型を越えられる人が、超一流となるんだなと分かる。

今は、道の教えを生活のベースにできている事が、あの時の学びの成果だと思う。

道は深く、広い。

型とは枠である。

枠に囚われず自由にというならば、まずは枠を知ることからだ。

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