世の中にはどんな分野においても、大きく分けてふたつにざっくり分けられる。
陰陽論ぽい。
陰が悪くて陽がいいのじゃないですよ、分けられるというのがポイント。対になっているといえば、通じやすいかなぁ。
それで、できるとできないについて、ここのところ考えていたのです。
小さい頃から、私はできる方にいたと思う。
どちらかというと器用な方なので、教えられることはもちろん、見様見真似でも感覚で掴んでは、大体できたんです。
ただ欲が深いので、ある程度のレベルに達しないと自分ではできると認めたくない訳で。
周りからはすごいねと言われようが、平均値でできるのは当たり前で、できるとは言わないと頑なに思っていたという、ある意味非常にイヤなヤツでした。
これが大人になって、占いを仕事にする様になってからは、思いの外役立っているなと。
肩書き的には占い師を名乗っていますが、そこそこいろんな分野である一定のレベルまで到達して、技術なり学問なりを取得している事がデータベースになっています。
このことを知っている知人や友人からは、何ができるか前面に出せばいいのにと言われることもあるけど、自分の基準には到達していないからよう出さんの、変なプライドです。
で。できるとできないについて。
世間(つまり外)からできると認められるレベルと、自分(つまり内)ができると自信を持って言えるレベルが一致しないと、仕事としてはやれないんじゃないか?と考えていたんです。
なんだそんなの当たり前でしょ?と思われた方は、できる人でやっている人。
仕事をする上で、仕事として提供できるレベルをどこに設定するかは個人の裁量でしかないけど、あまり自分に甘いと結局は成り立たないと思うのです。
例えば。
習ったことを仕事にする(あるいは仕事に組み入れる)時に。
教わった事を頭に入れておくのは、私自身は基本だと思っています。
それを、お客さんの目の前でマニュアルや教本をあからさまに確かめるのは、プロとしてはいただけない行為だと思います。
多分やおそらくで確認しないよりマシとお客さんは思うのか?
他の部分でも確認しなくて大丈夫なのかと不安を覚えるお客さんもいるって事です。
それがモニターになってもらって受けた仕事であるなら尚更です。
モニターって、サービスを提供する側がお客さんの反応を見る為だけではなく、お客さんもどんなサービスなのかをモニターしている訳ですから。
これはかなり低いレベルの話でしたが。
その時にでき得る最上の状態で提供する事が、プロフェッサーとしての矜持なのではないかなと思います。
常に向上心は必要ですけれども、ね。
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