「松無古今色 竹有上下節」
松に古今の色無し 竹に上下の節あり、と読みます。茶道を嗜まれる方なら、お掛けもので目にされたことがあるかもしれませんね。
松は常緑樹で、古い葉と新しい葉の入れ替わりは必ずあるけど、緑は不変。緑一色で全て平等である。
しかし竹には上下の節があり、1本の中に優劣はなくとも無秩序に全てが平等ではいけない、長幼の序は守ることと諭しています。これは、松の古今にも言えますよということです。
それぞれに役割があるのだから、人としては平等であっても相手を立てることを忘れてはいけないよ、ということかなと解釈しています。
思い遣りの精神ですかね。
どんな時どんな場にも規範はあり、節度をわきまえて行動しましょうと。
常に心に留めておきたい禅語です。
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