数年前、四柱推命の入門講座を開いていたことがありまして。
習ったことは実践して、慣れることで使いこなせるようになりますよと言っていました。
術(すべ)としての実力を付けるための実践ですから、習っただけでは知識を入れただけに過ぎません。
インプットしたらアウトプットしましょうという、それですね。
今もそう思っています、が。
実践方法には、注意が必要です。
実践方法には、細心の注意が必要です。
大事なことなので2回書きました(笑)
いきなりプロと同じ様な鑑定スタイルで実践する方が多々います。
もちろん、実践する側にとってはとても力にはなるんです。
でもね。
依頼していないのに押掛け女房よろしく、「あなたの未来はこうなるから気をつけて!」なんて言われたら、見られた方はたまったもんじゃあない。
これ、習いたての人が使いたくてウズウズしてやってしまいがち。
実践には段階があります。
まずはとことん自分をサンプルにして、習ったことを当てはめて分析し理解を深めること。
習ったことが当てはまらない部分のサンプルを集め、同じく徹底的に分析し理解を深めること。
これらも十分実践です。
次にフィードバックしてもらえる方に、見させてもらえるよう依頼して(ここ大事)、鑑定した内容をお伝えし感想を頂くこと。
この時、見る内容をひとつかふたつに決めて、それについてだけお伝えするところから始めるのがお勧めです。
そして感想は、お伝えした言葉の選び方が理解しやすかったかどうかと、不快感があったかどうかに絞って聞きます。
内容を決めるのは、シンプルな方が感想が出しやすいから。
それと、言葉の選び方や不快感があったかどうかは、すぐに感想として聞きやすいから。
占いは未来のことが主なので、結果が出る時期に個人差がありますし、未来は変えられるので当たったか外れたかは鑑定する側が大事な部分ではないんです。
一番大事なのは、占った結果が適切に伝えられるかどうかなんです。
占った相手の心の負担になる言葉を使うと、開ける未来を逆に閉じさせかねませんから。
実践とは、自分が力を付けるためのものであり、同時に占う相手に貢献できるものでなければいけません。
それが、使いこなすということに繋がると思っています。
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