手抜きは基礎があってこそできるのだ

基本を知らずに応用を教える教室に入ると、応用されたものしか習わない。
だから自分がそこから応用すると、出来上がるものは全くの新ジャンルになることがある。
そうなってしまいがちになったりね。

本気で極めたい事なら、基本から学ばないととんでもない事になる。

私の料理がそれ。(ここ、笑うところですよ)

結婚が決まった時に、学校で習った家庭科では心許ない、やはり基本を覚え直そうと思いましてね。

公民館で主婦のための料理教室の募集をやってたので、友人と3人で受講したんですよ。
しかしそこは主婦がマンネリ化した食卓を変えようと、レパートリーを増やすための教室だったんですな〜。

ワタクシ達、花嫁修業教室と勘違いしてたのね。

講師の方に、包丁の使い方から習えると思っていたと伝えたら、なんとびっくりなことを言われました。

「応用から学べば、基本もそのうち分かるから」

あとで分かったのですが、この方法だと基本の習得が結局曖昧な独自解釈になり、普遍の基礎基本は理解できないんですよね。

基礎基本は言わば、扇の要。応用は基礎あってこそ広がるんですよ。

こういうことを言う講師は、基礎を理解していない可能性がありますし、軽んじているので応用とは言えないただの違うものを教えている可能性もあります。

料理でいえば、栄養のことを無視した調理法とか、見栄え重視の料理を教えられるってことです。
たまにならそれもいいのだけども、それしか知らなかったら困りますよね。

手を抜くにしても、抜いてはいけないものが基礎ですから、理解していなければ手を抜けないんですよ。
だからさらなる応用ができない、よってそこからの広がりは進みにくいのです。

何で小・中学校の勉強が要るのかというのにも共通すると思うのですが、基礎基本からステップアップした先に応用があるという考え方こそが基本だと知っておきたいですね。

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