占い師は占いをする人とは違うよ

以前ラジオで聞いた話。

パーソナリティーの方が友人のホームパーティーで、その日そこで知り合った方から、手相の修行をしたので占ってあげるよと言われ、見てもらったんだって。

すると、あなたは近々死にますだの、今の仕事は良くないだの、散々なことを言われたそう。
パーティーに呼んでくれた友人は気を遣って、手のひらにサインペンで線を書いて、これで大丈夫だよと言って皆で笑ったらしいんだけど、その占いをした人だけはブツブツ言って食い下がったんだって……。
普段占いで見てもらうことはないので、気にしないでおこうと思っても、さすがに少し落ち込んだとのことだった。

この話を聞き終わって、「ど素人がっ!!」と私はラジオの前で憤っておった。

何が修行したやねん、そんな人のエネルギー奪うのは占いちゃうからな!!と。

ちょっと見られるようになったと思って、安易に覚えたこと言うのは知識のひけらかしをしたいだけの自己満足でしかない。

どんなに強い人でも、ネガティブなことを言われて平常心で居続ける訳じゃない。
へこむねん。ただ、気持ちの切り替えがうまかったり、すぐに浮上する術を持っているだけ。

占いを勉強して修行するというのは、自分の技術を上げることだけじゃなく、相談者がよりよい選択ができるように力添えをする役割だという自覚を養わなければいけない。

占いができるようになった、と、占いでその人の応援ができるようになった、は、全く別のもの。

占うんやったら、伝える言葉がどんな影響を生むかという想像力を働かせなきゃ、と思う。

・*・-・*・-・*・-・*・-・*・

【現状を把握して未来を創るお手伝いができる占い処・ひきだし亭です】

え?占いって当たるものじゃないの?なんて気になった方はお問い合わせくださいませ。

すぐにでもという方は、こちらのご予約フォーム

#今日の易占 を呟き中