プロ意識、お客さま目線

プロ意識、お客さま目線。
これらがどういうものか、自分の中に落とし込みをして仕事をしているか?

アイドルの大掛かりな人気投票で、かなりの得票数だった子がスピーチで爆弾発言をしたそうで。

そのニュースを見て、上位入賞を応援してくれた自分のファンをこの人はどの様に見ているのか、とても興味が湧いた。

投票するには、お金を払って投票券を得なければいけない。
ということは、アイドルグループ全体でのお客さんであり、投票してくれた時点で自分の顧客なのだ。

さてここで、アイドルとはどういう職業なのかを考える。
夢を売ると言われる芸能人の中でも、「成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物(ウィキペディアより抜粋引用)」とされる。

成長過程とは、芸を磨き輝きを増す道筋であり、人物そのものの人生のステップという意味ではない筈だ。憶測だけど。

そうすると、グループとして活動し、その構成の一部を担うという面で、恋愛禁止がどういう意味付けをされているのかを、具体的に教える指導がされていたのかが気になる。

これは想像でしかないけども、現実にいる特定の存在と恋愛をすることは、ファン(お客さま)の手が届きそうで届かない憧れを維持できなくさせてしまうから恋愛禁止なんじゃないのかな、と。

今回の結婚発言は、
・年間セールス活動のメインイベントで本人が顧客獲得に力を入れていた事実
・顧客獲得の結果発表の場でのスピーチに寄せるファンの思い
これらがアイドルとしてのプロ意識を持ちながらお客さま目線ではなかったことを、明らかにしているんじゃないかなと思った。
(いや、もしかするとプロ意識ではなくただの負けん気の強さかもしれないけど、それはご本人を知らないのでなんとも言えないか)

幼さの残る頃から社会で働く人には、ある程度の適切な指導は不可欠で、巨大組織になればよりそこに力を入れることが、発展に繋がるんだろうなと思わせてくれる出来事だった。

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